EJCRIMにアクセプト!
新米大学教員の坂口公太です。
EJCRIMにCase Reportがアクセプトされました!!
(EJCRIMとは?European Journal of Case Reports in Internal Medicine のことです)
「Early Diagnosis of Intravascular Large B-Cell Lymphoma by Random Skin Biopsy」
DOI: https://doi.org/10.12890/2022_003497
今回のケースはランダム皮膚生検の適応やタイミングについてまとめました!
「不明熱」に遭遇した際に骨髄検査や皮膚生検のタイミングって迷いませんか?
私自身研修医の時指導医から
「本当に不明熱ですか?勝手に僕らが不明熱にしているだけではないですか?」
と言われたのは今でも鮮明に覚えており臨床の真髄を叩き込まれました!
その言葉を今でも思い返しながら、丁寧に病歴や身体診察に立ち戻り、診療するように行動しています。
本症例では血管内リンパ腫を疑い、様々な所見から統合的に考え皮膚生検で診断に繋がったと考えております。
皆様の不明熱診療の一助になれば幸いです!
坂口 公太