NEURAL GP network

総合診療医養成
プロジェクトとは

島根発、地域医療現場と大学を結ぶTeal型組織構造

総合診療医の養成は現場においてのみ可能である。
しかし、現場だけでは日本全体の総合診療を成長させるには不十分。
だから、わたしたちは今、
島根県からITを駆使して総合医療のニューラルネットワーク構築を目指します。

当センターのミッション

へき地・離島を含む全ての地域の住民が安心して過ごせるよう
優秀な総合診療医を養成し、持続可能な医療を提供し続ける。

当センターのビジョン

ヒエラルキー並びに組織間の壁の無い総合診療医育成の為のネットワーク

  • ・総合診療医の育成を様々な場所からリアルタイムで可能にする。
  • ・住民が安心できる医療を提供しつづけるために、総合診療医同士の相互サポートを行う。
  • ・総合診療医が仕事、私生活を充実して過ごすサポートを行う。
  • ・地域医療現場のネットワークを用いて総合診療医学研究で世界を牽引する。

しまね総合診療センター
shimane General Medicine Center

島根県は人口約67万人と少なく、全国トップクラスの高齢化率である。
地理的には東西に200㎞と長く、隠岐という離島を抱え、南は奥深い中国山地を有する。
県庁所在地の松江、出雲以外はすべてへき地といっても過言ではない。
そしてそのへき地では、中小の公立病院、公的病院が中心となって地域医療を支えている。
2013年の「専門医の在り方に関する検討会 報告書」を受けて、
総合診療専門医が19番目の専門医として認められ、2018年度に1期生が専門研修を開始した。
総合診療医は「日常的に頻度が高く、幅広い領域の疾病と傷害等について、わが国の医療提供体制の中で、
適切な初期対応と 必要に応じた継続医療を全人的に提供すること」が求められている。
まさに島根の地域の病院で必要とされている医師像である。
当センターは地域の医療現場と大学を結び、良質な総合診療医を養成していく。

しまね総合診療センター

協賛・医療機関 13

13の大学・企業がこのプロジェクトに協賛しています