地域だけではない、大学だけでもない、持続可能な成長をし続けるための総合診療ニューラルネットワーク

NEURAL GP network 島根県発・総合診療医養成プロジェクト

獨協医大見学してきました 医学部6年中野

2023/2/20 獨協医科大学病院 総合診療科 見学記

島根大学医学部6年の中野靖久です。

栃木県の獨協医科大学病院 総合診療科の見学をさせていただきました。

見学の感想を記します。

  • 印象に残った点

:チームを組んでの医療面接

総合診療科の外来を主に見学させていただきました。

学生(医学部5年生)、初期研修医、後期研修医、上級医がチームを組んで、1人の患者さんに対して順に医療面接を行っていく形式が印象的でした。

チームを組むことで、学生が患者さんに対して一通り医療面接を行った後に初期研修医や後期研修医の医療面接を聞くことが出来るので、その場で自分自身の医療面接を内省することが出来る、とても良い仕組みだと思いました。

また、個人的にも初期研修医、後期研修医の医療面接を直接見て比較できたため、「1年後、3年後はこうならないといけないのか」と非常に刺激を受けました。

・充実したフィードバック

医療面接終了後には上級医から学生に対して、患者に対する「今後の方針」「想起される鑑別診断」等に対する質問や意見交換をしていました。

その後、チェックシートをもとに上級医から学生の医療面接に対する振り返りおよびフィードバックを行っていました。「あなたのイケボで丁寧に質問する姿勢はとても良いよ」と上級医が学生に話されており、とても和やかな雰囲気で行われていました。また、学生に感想を聞いてみると「上級医に指摘されたように、次は、〇〇の症状に対しても質問を聞き洩らさないように頑張りたい」と意欲的に取り組んでいる点も興味深く感じました。

  • 島根大学の臨床実習に取り入れるならば

私は島根大学4~6年次に、島根大学および島根県内の市中病院で臨床実習を行いました。

よって今回初めて県外の大学病院の臨床実習を拝見しました。

島根での臨床実習では医療面接を含め数多くの経験を積ませていただきましたが、獨協医科大学のように手厚いフィードバックを受け「次回、自分はどうしたらもっとうまくいくのか」という視点はやや手薄だったように感じます。

このようなフィードバックの機会をいただき「次は〇〇をすればもっと良くなる」と思考する機会が増えると、さらに良い臨床実習をおくることが出来ると感じました。

  • 最後に

今回、他県の大学病院を見学することで、島根の良さや、島根県内の臨床実習をさらに良くするにはどうするべきかという視点を得ることが出来ました。このような機会を作ってくださった島根大学総合診療センター和足先生、坂口先生、またお忙しい中、ご対応してくださった獨協医科大学病院総合診療科の皆様に感謝申し上げます。

島根大学医学部6年

中野靖久