離島診療の魅力と課題 小川将也
隠岐病院の小川将也です。
2024年度から隠岐病院も新体制となり、私は診療所での勤務も開始しています。
日々、悪戦苦闘する中で迷うことも多いです。
そこで、離島診療の先人である白石先生と月に1回メンタリングをしてもらっています!
私自身の悩みや白石先生からの学びを共有する事で島根の医療が少しでも前進すると考えこちらにも共有させていただきます!
今の気持ち:新たな立場と継続性とは?
2024年度から新たに一病院の医師から診療所長という立場になってみると、見える景色が異なります。
裁量などに関して自由度が増す一方で、それが本当に正しい方向へ向かっているのかと不安になります。
しかし、坂口先生や白石先生との対話から得られるフィードバックは、自分の現在地や新しい視点を取り入れるインスピレーションであり、自分の推進力となります。また、白石先生が10年前に既に今の自分の目標を達成しておられて、改めて偉大だなと感じました!
また、そんな白石先生が単発的な活動だけでなく、持続的に進化し続けておられて、自身も同じく成長を続けたいと感じました!
地域医療においては、患者一人ひとりとの関わりが深く、その中で自身がどのように貢献できるかを再確認することが、より質の高い医療を提供するための鍵となり、やりがいにもなると思います。
ただ、診療所や離島に自分がいつまで居れるのか?家庭など色々な背景を考えると未来はどうなるか予想はできない。
こんな事ををいつも考えて尻込みをする自分がいる。
すると白石先生から「そういうことを悩んでいることが大事」という言葉をもらった。
少し今の自分には救いになる言葉でした。
これから:
地域医療の持続可能性に向けた戦略をどう構築すべきか、日々の業務の中で悩みが尽きない。
特に家庭とのバランスを考えながら、どの程度診療所の勤務を継続できるのか、島に残り続けられるのか。
悩みながらも前進していきたいと思います!