ようこそ先輩!〜医学生による出身小中学校での地域医療の授業~島根県浜田市での試み
浜田市では将来の医療系人材育成に力を入れています!
市内小中学校での「地域医療の授業」を始めて約10年が経ちました。当初は浜田市国保診療所連合体の医師・看護師が授業に出向いていましたが、近年は浜田市出身の医学生さんが講師役を務めてくれています!
昨年は5名の浜田市出身医学生さんが、それぞれの母校小中学校で地域医療の授業を担当してくれました。
今年は浜田市出身で現在愛媛大学医学部2年の藤原理愛さんが母校小学校において、5、6年生に授業を行いました!
前半は、生い立ちから現在の生活までの紹介や、医療について〇×クイズでわかりやすく発表、後半は、医師、看護師、患者役で注射の模擬体験をし、医療従事者に必要な気遣いなどを指導してくれました!
将来の夢がある人には「計画を立ててみること」、「口に出してみること」、「夢をかなえた自分を想像してみること」を、まだない人には「いろんなことに挑戦してみること」、「好きなこと」や「得意なことを大切にすること」、「憧れを見つけることや小さな目標を立ててみること」をアドバイスし、エールを送ってくれました☆
藤原さん自身も8年前にこの小学校の1人の児童として地域医療の授業を受けたことが、医師を目指すきっかけの1つとなったと話してくれています。
今度は今回の話を聞いた児童の皆さんが医療を目指すきっかけとなればと思います!!