地域だけではない、大学だけでもない、持続可能な成長をし続けるための総合診療ニューラルネットワーク

NEURAL GP network 島根県発・総合診療医養成プロジェクト

夏の島根医ゼミ!活動報告(1~2月ver)

島根大学医ゼミサークル(通称:おろぴょん)より、先日行った学習活動の報告をさせて頂きます!

今年8月、島根大学を主管校として第68回全国医学生ゼミナール(以下、68島根医ゼミ)が開催されます。

医ゼミは、全日本医学生自治会連合(通称:医学連)が主催するもので、学生によるものでは日本一の医系学術総合企画と言われています。例年、全国から約200~300人の医療系学生が参加します!!

島根大学医ゼミサークル「おろぴょん」のメンバーで68島根医ゼミの現地実行委員会を立ちあげ、現在、医ゼミ本番に向けて様々な準備を行っています。 準備のための活動の一つとして、全国実行委員会が主催する準備委員会への参加があります。

1月11-12日には、国立オリンピック記念青少年総合センターにて第1回準備委員会(以下、1準委)が開催されました。今年の主管校が発表されたり、新歓に向けたワークショップを行ったりなど、一年を通した医ゼミ活動のキックオフとなる会でした。

おろぴょんでは、島根で医ゼミを開催するにあたり、大きなテーマを「地域医療」に設定したいと考えています。それに向け、島根の地域医療を担っておられる佐藤優子先生に講師としてお越しいただきました。

実際のお仕事の様子に加えて、地域医療実習に関するお話もしていただきました。

佐藤先生自身の実習体験談なども聞くことができ、地域医療の魅力が改めて感じられたように思います。実際に聴講した学生の多くが興味を持ち、地元での実習に繋げていただいています。

また、2月8日には、おろぴょんが主催し「ポスト医ゼミin島根」という学習企画を開催しました。

地域医療×エコーをテーマとして設定し、白石先生にご紹介いただいて奥尻町国民健康保険病院から植村和平先生を講師としてお招きしました。

今回はオンラインでの開催となり、全国から計13名の医学生が参加してくれました。

地域医療においてエコーがどのように活躍するのか、大きな可能性を秘めていることがよくわかるご講演でした。

少人数であることを活かして参加者と相互にコミュニケーションをとりながらお話してくださり、非常に楽しく学ぶことが出来ました。

また、少人数グループでのディスカッションや分科会なども実施しました。分科会とは、有志の参加学生が学んできたことを、他の参加者に向けて発表する場です。

おろぴょんからも、島根におけるエコーの実践等について事前に学習したことを発表しました。発表を準備する段階でも勉強になったうえに、当日参加者同士でディスカッションをする中でさらに理解や考えを深めることが出来ました。

ご協力いただいた白石先生、遠藤先生には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 島根大学における医ゼミ開催は実に20年ぶりとなります。おろぴょんでは引き続き学習を継続しながら企画準備を進めていく予定です。

そして、現地実行委員会として企画を盛り上げるべく、新規メンバーを絶賛募集しています。興味がある方は現地実行委員(おろぴょんメンバー)までお気軽にご連絡ください!

現地実行委員会

委員長   山本陽南(医学科4年)

副委員長  佐藤美虹(医学科1年)

事務局長  藤澤舞(医学科3年)