『ちいけん夏のフレキシブル実習』
島根大学医学部地域医療研究会所属、3年の吉田百華です。
今年の夏は、8/23−27の五日間、医学科1〜3年の4人で、波佐診療所や西川病院で実習に取り組まさせていただきました。また、社会福祉協議会や地域包括支援センターなども見学させていただき、浜田市の取り組みや課題について学ばせていただきました。また、11月のさざんか祭りでメンタルヘルスに関する啓発を行うため、それを見据えた実習になりました。
主な実習内容は以下の通りです。
*8/23 小国地区の草刈りイベントに参加。参加者の方にメンタルヘルスに関して質問してみる。


*8/24 浜田市子育て世代包括支援センター「すくすく」の見学、職員や利用者の方にインタビュー
*8/25 波佐診療所の見学、外来の患者さんの診察。波佐のカフェでお店の方へまちおこしにかける思いを聞く。西川病院でメンタルヘルスに関するレクチャー


8/26 こどもの居場所「まちの縁側」の代表からお話を伺う。社会福祉協議会金城支所の見学。小国地区で糖尿病の啓発活動「ふきのとうの会」を行う。

8/27 浜田市役所にて、生活支援コーディネーターの方からお話を伺う、「自死対策連絡会」の出席。
五日間という長期の実習でしたが、各自学んだことが多い実習でした。大学の座学で学んだ事を自分なりにアウトプットしたり、学外だからこそ学べたことも多かったです。実習前の打ち合わせでは、学生たちが学びたいことや体験したいことなどについて、佐藤先生が親身になって聞いてくださり、浜田市の医療やそれに関する行政サービスについてしっかり学ぶことのできるスケジュールを組んでくださりました。実習終了後の振り返りでは各自学んだことの発表を行いましたが、それに対するフィードバックもいただき、本当に実りの多い実習でした。
今回の実習でお世話になった佐藤優子先生をはじめ、波佐診療所の皆様、浜田市の皆様に心から感謝申し上げます。今回の実習で学んだことや課題などをもとに、自分が目標とする医師像に一歩でも近づくために日々精進していきたいと思います。

