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NEURAL GP network 島根県発・総合診療医養成プロジェクト

沖縄武者修行 2025 🔥

沖縄武者修行 

よしか病院の三谷です。沖縄武者修行の学びを共有します!

1日目 1月13日
午前:医療機関:医療法人おもと会 大浜第一病院(病床数217床)
徳田安春先生の教育回診に参加させていただきました。

テーマ症例は「高齢女性の突然発症の強い腹痛」でした。バイタルサインや腹部所見などに非典型的な所見がありつつも、丁寧な問診及び身体診察から十二指腸穿孔の診断となった症例でした。高齢者診療の難しさと問診・身体診察の重要性を改めて実感しました。また回診中は研修医の間で活発な意見が交わされており、自分も後輩を指導するようなタイミングがあればこのような空気感を作れるようにしたいと思いました。

午後:医療機関:社会医療法人仁愛会 浦添総合病院(病床数334床)
午後も午前中と同様に徳田安春先生の教育回診に参加させていただきました。

こちらのテーマ症例は「若年女性の1週間程度の経過で進行する四肢脱力」でした。既往のない若年女性の症例でしたが、病歴の中でアルコール使用障害や偏食があることを確認し、身体診察から脱力が末梢神経障害によるものと考え、最終的にビタミンB1欠乏の診断となっておりました。この症例では社会的背景の問題を強く感じる振り返りがありました。

なぜアルコール使用障害をきたすような飲酒をしているのか、どういった職業なのか、なぜその職業をしていたのか・・・など、その地域の社会的特性(沖縄県であれば貧困、格差問題など)やその個人の社会的背景を知ることの重要性を改めて感じました。また「動機づけ面接」の話が途中でており、自身の診療に活かすためこのような分野も学んでいく必要があると感じました。

夕方:医療機関:社会医療法人かりゆし会 ハートライフ病院
浦安総合病院を訪問後にハートライフ病院の佐藤直行先生とお会いしました。貴重な時間を割いていただき、佐藤先生が1人でハートライフ病院に総合内科を設立した時のお話を伺いました。

特に「組織の中で何かを動かす時の話の進め方」についてのお話は非常に興味深かったです。その他に、どうしても属人化してしまう「教育」の継続性を維持することの難しさや多職種勉強会の実施についてなど多くの学びを得ることができました。