地域だけではない、大学だけでもない、持続可能な成長をし続けるための総合診療ニューラルネットワーク

NEURAL GP network 島根県発・総合診療医養成プロジェクト

島大を卒業し研修医1年目!中山裕子です!

島根大学医学部を卒業し、今年から研修医1年目として働き始めた中山裕子です。

5月12-14日に名古屋で開催されたプライマリ・ケア学会に参加してきました。

今回、病院から学会参加のサポートをもらって友達に会うという少々個人的な目的で、事前の調査をほとんどせずに参加させていただきましたが、非常に充実した時間となりました。

特に、今回の学会では「医療とアートの学校」というアート・デザインを処方・活用する取り組みや提案があり、沢山の新しい発見がありました。

病院アートによってとても病院内の居心地が良くなる例や、亡くなった方の何年後かの似顔絵をご家族のお話を聞きながら描いたり、御本人の人生を聞いて似顔絵を描くといったアートセラピー、アニメーションでのピアサポート的な支援を処方するといった提案など、アートを通して「傾聴」や「共感」が行われているもの、また自然に地域の中に溶け込む仕組みを目指して構想している診療所など、いわゆる「医療」でないアプローチの仕方に心惹かれました。

総合診療や家庭医の熱い先生方のお話も多くありました。実際に働き始めてからさらに実感できることが多く、その知識をすぐに現場で実践することができたため、より深く学ぶことができました。

次世代医療展示でのテクノロジーの発展や医療サポートの発展は診療の負担を減らしたり、患者さんの治療の特に薬剤以外での選択肢が増える可能性があったりなどとても魅力的なものがありました。個人的には、診察時間を減らす要因の一つであるカルテ記載の負担を軽減するソフトが既に完成していることに、非常に感動しました。実用化の拡大が待ち遠しいです。

2日目には総合診療医センターの坂口公太先生にお会いすることが出来、その流れで総合診療で活躍されておられる全国の先生方をご紹介いただきました。

書籍や口コミでお名前だけを存じていた先生方、そして長らく総合診療の分野で活躍されている先生方との出会いは少々緊張しましたが、皆様がとても気さくで、そのお人柄に触れることで総合診療や家庭医の分野が一層魅力的に感じました。

また、島根大学の現役生たちと久しぶりに会えたり、新しく出会えたりしてすごく嬉しかったです。

現在、興味を持つ分野でどのように実際に関与していけるかを探求している段階で、可能な限り多くの方々と交流し、さまざまな視点を得たいと思っています。人脈を自分から作るのはとても苦手な方ですが、坂口先生にいただいたご縁に感謝し大切にしていきたいと思います。

今回の学会はオンライン参加も可能なプログラムも多くありましたが、実際に参加してみて、対面での出会いの大切さを再認識しました。学会参加というと少しハードルが高いイメージもありましたが、本当に楽しく充実した時間を過ごすことができました。日々の業務に追われて視野が狭くなりがちな私ですが、やりたい方向性を思い出せたことはとても良かったです。学会主催に尽力された方々、参加された方々、私と出会ってくださった皆様ありがとうございました。今後も日々精進していく所存です。この度の経験に心から感謝申し上げます。