センター研修を振り返って
飯南病院の原田愛子です!
私は飯南病院の研修日を利用して、11月から週1回総合診療医センターで研修させて頂いています。あっという間に2か月経とうとしていますので、活動報告も兼ねて振り返りたいと思います。
(徳田 安春先生の闘魂回診にも帯同させて頂きました!)
【なぜ、総合診療医センターで研修?】
何より私自身がキャリアや固定観念にとらわれて悩んだ経験があります。私と同じように悩む同僚や後輩を見てきた経験から、私は「若手医師や医学生を支援する存在になりたい」と思いました。そこで、その方法として、コーチングという方法が重要と考え、現在学び実践しています!
【コーチングとは?】
コーチングとは、対話を通して、相手の気づきと行動が生まれるプロセスのことです。医学領域においても自己省察の促進やバーンアウトの減少に寄与することが分かっています。
まだまだ勉強中の身ではありますが、自分が強く興味を持つ部分であり、思い切って医学生や研修医がいるフィールドで挑戦してみたいと思い、研修させて頂くことにしました。
【実際の研修内容は?】
・学生や研修医へのコーチング
まずは、何人かの学生や初期研修医へ声をかけ、どんなことに注力し、どんなことに困っているか、将来をどう想像しているかなど伺いました。コロナ禍の制限を受けた世代、オンラインの普及により大学内を超えた活動を行っていること、奨学金による研修義務の変化が印象的でした。その中から希望があった学生や初期研修医へ月1回コーチングを行っています。
対話を通して一緒に困っていることについて一緒に考えたり、必要に応じて医学知識の提供しながら、伴走していきたいと思います。
【活動の感想と今後】
センターの先生方にサポートを頂きながら、駆け抜けた2か月でした。学生や初期研修医が、悩みながらも充実した表情で過ごされているのを近くで見ることで、エネルギーをもらっており、これまでにはない経験をたくさん得ることができています!
評価方法の妥当性や可視化をどうするか、そして継続的な関係性を構築するにはどうしたらいいのかなど、まだまだ勉強することや課題はたくさんありますが、少しずつ成長いけたらと思っています。
是非、モヤモヤを抱えている人やコーチングについて興味がある人がいましたら気軽にご連絡ください!