地域だけではない、大学だけでもない、持続可能な成長をし続けるための総合診療ニューラルネットワーク

NEURAL GP network 島根県発・総合診療医養成プロジェクト

初しまね!東京からこんにちは!

「島根の総合診療教育の現状を知る!」

はじめまして、村山吏紗と申します!

私は、現在医学出版社で、臨床現場で使える疾患治療情報のデータベースや医学部の教員・医学部生向けのeラーニングの営業企画をしています。

今回、通っているグロービス経営大学院のイベントで<地方創生とヘルスケア>をテーマに登壇されていた坂口先生のお話をお聞きしました。

「地域医療の現状・島根での取り組みを自分の目で見てみたい」「医学生・研修医の皆さんのリアルな声を聞きたい!」と思い、総合診療医センターさんにお邪魔しました!

2日間の訪問では多くの気づきがありここでは書ききれないのですが、

転職3回、医療業界に入ってまだ3年弱の私から見た、2つの大きな気づきを今回はお伝えできたらと思います。

気づきその1「医学部女子大生、女性医師のキャリア観」

今回、4名の医学部の女子大生と2名の女性医師にインタビューさせて頂きました。

普段どのように過ごされているのか、どんな思いで医師を目指したのか、勉強や日々の臨床研修、業務でどんな悩みや困りごとがあるのかをお聞きする機会を頂きました。

その中で感じたのは、医学生も医師の皆さんも、働き方やキャリアの選択、結婚・出産、子育てといったライフイベントに応じたキャリアの築き方について、女性ならではの人生の分岐点があるということ。

その時々で迷った時に、ロールモデルとなる存在がいるか?身近に相談できる存在がいるか?ということは、どの業界でも重要なのだなと改めて感じた機会でした。

そして、皆さんの医療に対しての強い思いや、今取り組んでいる様々なチャレンジについてお聞きし、同じ女性としてすごくかっこいいなと刺激を受けました…!

気づきその2「医学教育におけるコーチング、メンタリング」

先生方や学生さんのコミュニケーションを間近に拝見し感じたのは、コーチング・メンタリングのスキルがすごく高い!ということ。

学生の皆さんと目線を合わせながら、まずは学生さん自身がどう思うか?どうしたら良いと思うか?という問いかけをしながら、前向きなフィードバックをされていました。

臨床実習先から白石先生とZoomでお話している時の学生さんの笑顔が印象的で、先生方が一人ひとりの学生さんと向き合いながら、地域の医療機関の皆さんと協働して将来の医師を育てようとされている、そんな文化を感じました。

今回人生で初めて訪れた島根で沢山の出会いと気づきを頂き、島根で出会った皆さんの温かさと地域医療・教育への思いに触れ、島根が大好きになりました。

今回時間を作ってくださった先生方、医学生の皆さん、総合診療医センターのスタッフの皆さん、そして出会って数週間なのに歓迎してくださってたくさんの出会いを作ってくださった坂口さん、本当にありがとうございました!

私もこれから少しでも地域の医学教育や医療に貢献できるようになりたい!と強く感じています。