島根のチーフレジデント
去年大活躍してくださったGeneral Medicineのチーフレジデントも遂に第二世代になりました。
思い起こせば僕が一番悩み?成長した時期はチーフレジデントの時期だったと思います。いろんな意味で大変でしたが、あの期間があって本当に良かったなぁと今でも思います。その経験から無駄な負担は減らしつつ経験すべき学びに焦点を当てます。
人口69万の広大な島根県のチーフレジデント制度はかなりユニークです。
臨床×教育×研究×マネージメント彼ら彼女らは自分の病院や部門だけでなく、少なくとも縦・横・斜め230Kmの範囲全県内研修病院を網羅する活動範囲です。また部長職を超えた発言力や企画力、教育面でのイニシアチブも持てます。もちろん上の世代は特に医学部学生や研修医への教育は全権限を任せる勢いで温かく見守ります。その理由として、僕らみたいなオジサンよりもずっと、学生や研修医のわからない点や、悩みを直ぐに察知でき、一番身近で憧れのロールモデルにもなりうるからです。そのかわりチーフレジデント達からの提案やお願いには僕らアテンディングは下僕のようにサポートします。
基本姿勢は「はい」か「Yes」で対応するお約束です。全体の為に良い提案は全て採択の方針で、みんなでやってみなはれの文化、そして夢と勇気の活動です。
今週末に任命式がありますので、また皆様に紹介したいと思います。そんなこんなで今年度もまた一年が始まります。
今年度もよろしくお願い申し上げます。