奥出雲病院行ってきました! 医学部3年関口悟
【自己紹介】
皆様、お疲れ様です。4月にやっと4年生になれる運びとなっております、島根大学医学部3年の関口悟です。私実は大学生になる前は、銀行や財団法人で仕事をしておりました。
今回、2023年3月10日に町立奥出雲病院にて開催された、「全職員で学ぶ経営勉強会」に参加させていただきました。坂口先生より「経営勉強会に参加してみませんか」と連絡が来た時には、二つ返事で参加申し込みをさせていただきました。
【奥出雲病院の感想】
出雲に来てから、おろちの里や亀嵩温泉には何度か訪れたことはありましたが、奥出雲病院は初めの訪問でした。
とても綺麗な病院で、中に入ってみると、縁があって半年間お世話になった県立中央病院に何か似ている⁉︎と思いきや、遠藤先生曰く、県立中央病院の設計を手掛けた方が奥出雲病院の設計をされたとのことでした。
病床数は約100床とのことで、患者さんや職員の方全員を把握できそうなちょうどいい規模感の病院だなと思いました。実際、勉強会が始まってからも各職種の職員の方々が楽しそうに協力し合ってグループワークを受けていらっしゃる姿がとても印象的でした。
【勉強会の感想】
勉強会には約30名の職員の方が参加され、約3年ぶりに開催されたとのことでした。最初に行われたのは、とある架空の町に存在する中規模病院の今後の取りうるべき戦略を話し合い、各グループで発表を行うというもの。大規模病院の進出が予想され、人材獲得も困難な状況という設定では、「撤退」という選択肢も十分取り得るものと思われました。
しかしそれに反して、各グループからは具体的な生き残り戦略が提示され、白熱した発表会となりました。
次に行われたのが、「ブラインドスクエア」。これは参加者全員が目隠しの状態で、一本の長いロープを持ち、円形を作るというゲームです。目隠し状態なので、お互いが声を掛け合いながら絶妙なコミュニケーションを取らないと綺麗な円は描けません。まさにチームワークが試されます。ゲームが始まってみると病院長曰く、普段のそれぞれの職員の方々のキャラクターがそのまま現れているとのことでした。そうした中でも綺麗な円形を作れたチームが幾つかありましたが、それらチームは連携がしっかりと取れており、何より楽しそうにゲームに取り組んでおられました。
坂口先生曰く、「雑談」ができるグループは非常に良好なコミュニケーションが取れるとのことでした。こうした所にも奥出雲病院の強みが現れているなと感じた勉強会でした。かくゆう私も、社会人の時に商談の際には必ず最初に雑談を入れろ、と口を酸っぱくして教えてくれた上司がいたことを思い出しました。
今回ような素晴らしい機会を提供してくださった坂口先生、奥出雲病院の遠藤先生そして学生を温かく迎えてくださった奥出雲病院の皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。