選択肢は(おそらく)無限大 医学部4年廣兼和沙
島根大学医学部4年の廣兼和沙です。
先日岩根さんと一緒にNTT東日本関東病院の坂間玲子先生とお話する機会がありました。
坂間先生は現在総合診療科と国際診療科を兼務され患者さんの治療にあたる一方で、論文の執筆などの活動もされています。先生のお話を生で聞けることは、女性として、また将来国際的な医療に関わりたいと思っている私自身、大変勉強になりました。
坂間先生は日本で医師として働き始めて数年の後、アメリカに渡り6年間心理学を学ばれたそうです。ニューヨークでの学生生活は一見華やかにも思えますが、その裏で当時たくさんの苦労を経験されたとお聞きしました。
その経験があってこそ、現在先生が実践されている患者さんや周囲の医療者に対する姿勢に繋がっているのだと思います。これまで私は医師になった後のキャリアのイメージが具体的に持てていませんでした。
しかし先生のお話を聞いて、医師になってからも新たな世界で挑戦し、それをまた仕事に繋げていくことができると分かりました。そして、これから取りうるキャリアの選択肢は(おそらく)無限大であることも同時に感じ取ることができました。先生はこれまで計画的に進む道を決めて来られたというよりは、節目ごとのチャンスをつかんで来られたそうです。
私もなるべく柔軟に、視野を広く持ちこれからの学生生活そして医師となってからも過ごしていきたいと思いました。次はNTT東日本関東病院の見学にもぜひ伺ってみたいと思います。
最後になりましたが、この貴重な機会を作ってくださった坂口先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。