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The Japan Society of
Point-of-Care Ultrasound
2023.7.15(sat) - 16(sun)
第15回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会 大会長 白石 吉彦

この度、第15回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会大会長を拝命し、2023年7月15(土)、16(日)の2日間、出雲市の島根大学医学部にて学術集会を開催させていただくことになりました。

超音波診断装置(エコー)は近年、高機能高画質化するとともに、一方では小型化し本当にポケットに入るものとなってきました。すでに診療の道具として手放すことはできないものとなっています。触っても聴いてもわからなくても、プローブを当てれば見える、見えれば分かる、分かるから面白い、そして診断・治療精度を上げることができます。

今回の学術集会では多くの超音波エキスパートの先生方に集まっていただいて、道具としてのエコーを使いこなすノウハウを学びたいと思います。学生や研修医などの若手の医療者がエコーを楽しんで学べるためのセッションや、初学者が全身のPOCUS(ポイントオブケア超音波)を一流講師から学べる1dayセミナー、そして6種のPOCUSハンズオンも用意いたします。

学会テーマは「医療発祥の地からPOCUS」として初日ランチョンセミナーでは出雲の語り部、藤岡大拙先生に大国主命、いなばの白兎からはじまる古代からの医療の歴史について語っていただきます。2日目はPOCUSを例に大衆化するテクノロジーと日本の未来について小林只先生にお話しいただきます。太古の医療に思いをはせ、未来を考えながら、外来チョイあてエコーを極める2日間にしたいと思います。

皆様のご参加を出雲の地でお待ちしております。

第15回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会
大会長 白石 吉彦
隠岐広域連合立隠岐島前病院 / 島根大学医学部付属病院総合診療医センター