プライマリ・ケア学会活動報告 齊藤 安美さん
医学科6年齊藤安美と申します。
2022年6月11−12日に横浜で行われた、第13回日本プライマリ・ケア連合大会学術大会に参加しポスター発表しました。大変ありがたいことに、学生セッションにて優秀発表賞をいただきました。
お力添えいただいた全ての方に感謝をこめて、ここに活動報告をさせていただきたいと思います。
○ポスターについて
「学外総合診療医と1学年上の医学生が導く37症候学チュートリアルの試み」というタイトルで発表しました。
ポスターの内容は、2021年度に4年生を対象に初めて行われた授業構造を解説し、その満足度を調査したものになっています。私もこの授業に(当時)5年生のチューターとして参加しました。詳しくはポスターのPDFをみていただけると嬉しいです。
以下作成スケジュールですので、もしポスターを作られる方がいましたら、参考にしてください。
・作成スケジュール
2021年
12月 授業と同時並行でアンケート準備、構成準備
2022年
1月 同期チューター、担当医の先生と授業振り返り
抄録作成、提出
2月 抄録採択
4月 ポスター作成開始、構成完成
5月 デザインを考える
6月 ポスター完成、学会発表
今回の発表において私の目標は授業の構成、役割など、情報をわかりやすく伝えることでした。情報量が多く、図でなるべく説明すること、見てくださる方の目の動きが混乱させないことを意識しました。ポスター作成は初めてだったので、むしろ自由な発想でできたと思います。うまくいかない部分は何度も指導医の先生方に相談してアドバイスをいただきました。
○学会に参加してみて
学会に参加し、コロナ時代オンライン勉強会で出会った仲間にリアルで初めて会ったこと、また全国の優秀な学生と新たに知りあえたことがモチベーションになりました。他大学の学生が自分の活動に自信をもち、説明してくれる姿がありました。
写真:発表で、質問に応じる齊藤さん
これからも良い取り組みを知り、将来出会う場所と人に還元できたら素敵だと思います。良い取り組み、珍しい症例、経験を伝える、そのことがもたらす出会いがあると実感できました。学会はとても楽しい場でした。
写真:作り上げたポスターの前で1枚
○表彰式
学会後、Web開催の表彰式にも参加させていただきました。学生セッション以外にもたくさんの賞があり、受賞された先生方のお話を聞くことができました。研究の意義や今後の意気込みを述べられていて、これも大変刺激になりました。研究に対する強い思いを感じました。
2022年度も4年生への発表させいただいた4年生への症候学の授業が継続されることが決まりました。第2回ということで、より効率よく、より学び多きものになると思います。
写真:優秀発表賞受賞
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後にもう一度、お力添えいただいたすべての方に感謝申し上げます。